郵便番号データの廃止データを解析してみた

郵便番号検索 -zipnavi-の廃止住所対応を行うにあたり、新たに日本郵便から提供されている廃止住所データを使用する事にしました。
廃止データについて色々調べていく中で、単純に廃止といっても、さまざまなケースがある事が分かりました。
今回はそれらのケースをいくつか紹介したいと思います。

1.市町村合併によって住所が廃止されたケース
市区町村合併などの統廃合によって、合併前の住所が廃止されたケースです。
具体的には2010年3月23日に「千葉県印旛郡印旛村萩原」が廃止され、「千葉県印西市萩原」となっています。
ただ廃止された住所が合併したかどうかを確認するのは、廃止データだけでは判断出来ません。
実際に廃止データとして提供されるのは、「千葉県印旛郡印旛村萩原」のみの情報となります。
この情報から合併先「千葉県印西市萩原」を探すには市町村合併情報(合併・分割日順) – 日本郵便を見る必要があります。
ちなみに市町村合併情報は廃止データの様なcsv形式でのデータ提供は無く、このページをじっくり読み解くしか現時点では方法はありません。
ちょっと面倒ですが、市町村合併によって住所が廃止されたケースを判断する為には、廃止データに含まれていて、かつ市町村合併情報(合併・分割日順) – 日本郵便に合併情報が存在する、という2つの情報が必要という事になります。

2.住所自体が廃止となったケース
廃止データには含まれているが、市町村合併情報(合併・分割日順) – 日本郵便にはそれらしき合併情報が無い場合は、このケースに該当するといえます。
具体的には「千葉県八千代市高津団地」の様なケースが、これに該当します。

3.住所の呼び方が変わったケース
これは何ともややこしいケースなのですが、結論からいうと「廃止された住所では無い」と個人的には思います。
具体例を挙げると「千葉県印西市戸神台」のようなケースで、廃止データ上でのこの住所の呼び方は「チバケン インザイシ トガミダイ」となっています。
しかし同じ漢字名称で実在する新住所を探すと、その住所の呼び方は「チバケン インザイシ トカミダイ」となっています。
※「トミダイ」の「ガ」の濁点が無くなっているのです。

zipnaviではこういうケースは廃止住所とは判断せず、実在する住所として検索を行っていますが、紛らわしいケースの一つです。

4.住所の表記が変わったケース
これもややこしいケースの一つです。
住所の呼び方は同じだが、表記が一部変わったケースです。
具体例を挙げると廃止データが「北海道旭川市永山一条」のようなケースで、実在する新住所は「北海道旭川市永山1条」というケースです。
※「永山一条」の漢数字が英数字(永山1条)になっただけです。

zipnaviでは3のケースと同じく、廃止住所とは判断せず、実在する住所として検索を行っています。
3のケースも4のケースもそうですが、郵便屋さんが見たら、たぶん両方とも同じ住所だと思うでしょう。。。
zipnaviも基本的にはそういう視点で検索を行う事をコンセプトとしています。

単に廃止データといっても、これだけのケースが存在します。
1と2のケースは元々想定していたケースですが、3と4のケースはちょっと意外でした。
3と4のケースは、ある意味住所の変更という位置感になると思いますが、ここに住む住民の方々はご存知なのでしょうか?
改めて日本の住所は複雑だと思いました。

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