コレガのNAS(CG-NSC2100GT)で大失敗

2009年2月にコレガのNAS「CG-NSC2100GT」を購入し、1TBのハードディスク2台をRAID1構成で使用していました。
しかし1週間ほど前からNASの調子が悪くなり、いきなりRAIDの再構成(リビルド)が始まったのです。
※システムステータスが橙色になり、説明書を見ると、橙色はRAIDの再構成中という説明書きがありました。

電源ボタンを長押ししてもシャットダウンせず、管理画面にログインも出来ず(もちろんディスクアクセスも出来ず)、ディスク交換もしていないのになぜ勝手に再構成が始まったのか分かりませんでした。
それ以外の状況は下記の通り。
・pingを実行した際の応答はある。
・DISK1のステータスランプは緑色になっている。
・DISK1のアクセスランプは消灯している。
・DISK2のステータスランプは消灯している。
・DISK2のアクセスランプは緑色になっている。

とりあえず暫くこのまま様子を見てみましたが、5日経っても状況は変わらず、これはNASの故障だと思いコレガのサポートセンターに電話をしました。
上記の状況を説明し、電話に出た担当者も「NASが故障している可能性がある」との事で、とりあえずはシステムの初期化ボタンを押して、再起動するよう言われました。
そこまではよくありがちなサポート対応なのですが、その後で衝撃の事実を知らされました。

なんとコレガのNAS(CG-NSC2100GT)ハードディスク搭載モデルは、2011年4月でサポートが終了しているというのです。
サポートが終了しているという事は、NASが故障しても修理してもらえない事を意味し、万が一NASが壊れたら、その時点でデータも消失という事になります。
※RAID構成のハードディスクは特殊なフォーマットを使用している為、ディスクだけを取り出してPCに接続してもデータは見れないと担当者に言われました。

コレガのNASを買ってまだ2年半しか経っていないのに、サポートが終了するとはさすがに驚きでした。
通常は製品の販売が終了した後も、最低3~5年くらいはサポートを行うものと思っていましたが、コレガはそうでは無いようです。
※コレガの製品のホームページにもその様な記述はありませんでした。

ディスク機器に故障はつきもので、更には大事なデータを保存する為のものなので、最低でもそれくらいの期間はサポートをしてもらえないと、ユーザーとしては安心して機器を使う事が出来ません。
自分もNASには子どもが生まれてからの写真や、ビデオなどの大切なデータが保存されていたので何としてもデータを失うわけにはいきませんでした。

コレガとの電話のやり取りの中で、「購入してから2年半でサポート終了は酷すぎる、保障期間は切れているので有償対応になるが、何とか直して欲しい」とお願いしましたが、コレガからは「修理出来ません」の一点張りでした。
更には「データを復旧したいのであれば、他社のデータ復旧サービスを利用すればいい」と言われました。
データ復旧サービスなんて、数万単位でお金のかかる高価なサービスです。
一般のユーザーがこんな高価なサービスを利用できるわけありません。

自分がコレガの製品を買ってしまった事に心底後悔しましたが、修理できないとメーカーから言われてしまった以上、あとは自力で何とかするしかありません。
早々に電話を切って、自宅に帰って先ずはNASの背面についている初期化ボタンを押すべく、ケースを棚から引きずり出したところ、ACアダプタが本体から外れてしまい、NASの電源が落ちてしまいました。
「終わった。。。」と心の中で思いながら、ダメもとで電源を入れなおすと、NASからピーピーと警告音が鳴り響き、試しにPCからNASにアクセスすると、なんとアクセスできるではありませんか。。。

すかさず、大事なデータを自分にPCにコピーし、5分くらいするとまたアクセスが出来なくなってしまいました。
その後NASからは「カコン、カコン」と、過去に仕事先でディスククラッシュしたPCで聞いた音と同じ音がし始めていて、もしかしたDISK2がクラッシュして、NASのRAID装置がクラッシュと認識せずに、誤作動してRAIDの再構築をはじめてしまった為、NAS自体の挙動が不安定になっているのではないかと考えました。

そこで思い切って再度NASの電源を落として、DISK2をNASから取り外して、電源をONにするとピーピーと警告音は鳴り続けているものの、ディスクアクセスも出来るし、管理画面にもログインできました。
とりあえず、復旧とまではいかないまでも、データが見れる(退避できる)状態にまでなりました。

引き続き大事なデータをPCのハードディスクに退避させ、残りは新たにNASを購入してから退避させる事にしました。

結局原因はディスククラッシュで、NASの故障では無かったので、同じ型番のディスクを1台買えば、RAIDを組み直して使う事が出来ますが、サポートが切れたNASなど使う気にもなれません。
コレガも、ライバル社である、アイ・オー・データや、株式会社バッファロー BUFFALOと肩を並べるくらいのメーカーかと思いましたが、サポートがこの程度の内容では、メーカーとしての力の差は歴然だと思いました。

自分の中では、購入前から購入した後も、製品のサポートをユーザーに対して充分に行っていける事が、メーカーの実力だと思っています。
逆に宣伝やパッケージを豪華にして、ユーザーに買う気を起こさせ、買った後のサポートは短期で終了するのは、メーカーとしての実力が無い証拠だと思います。

個人的にコレガの製品は二度と買う気が起きませんが、色々と勉強になった出来事でした。

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コレガのNAS(CG-NSC2100GT)で大失敗 への6件のフィードバック

  1. ピンバック: QNAPのNAS(TS-219P+)を買った : my-hobby

  2. 街のPC屋 のコメント:

    まぁ、良くあるディスクのクラッシュですよね。
    ハードティスクなんてアタリが悪いと1年でクラックシュするケース
    も少なくないし。

    バックアップは自己責任ですからなぁ。。。

    NASのサポートといっても、大抵のハードウェアの保証は1年です。
    しかも最近も電化製品はチップ部品多用ですから修理より買った方が
    安いし利口。

    コンデンサだって**千時間でパンクしますから。

    数年後に修理対応してくれるNASなんてあるのかなぁ。。。

  3. ろっきー のコメント:

    街のPC屋さん

    「大抵のハードウェアの保証は1年」というのは理解できるのですが、修理サポートはそれ以上長い期間で行ってもらえるものと思ってました。

    ちなみに、最近の電化製品事情はそんなものなんですね。参考になりました。
    自分も早々にコレガを諦めて、qnapに変更しました。

  4. 斉藤 のコメント:

    はじめまして。
    実は先日まったく同じ状態になりました。サポートの対応も全く同じ。ケースをアウトレットで購入しハードディスクを入れ替えてみたのですがやはり同じ結果。。。
    僕の場合はどうやらACアダプタに問題があったようですのでアダプタを差し替えたらなんとか起動しました。
    すぐにデータをPCにコピーしているのですが、あの「ピーピー」という音は鳴り止みません。
    すべてのデータが無事にコピーされるのを祈っているところです。

    なんのためのNASだったのかわかりませんがこのサポート体制は腹が立ちます。コレガのサイト上では告知していたとの事ですがそんなの理由になりませんよね。

    なんかとても親近感が沸き思わずコメントしてしまいました。
    はやく次なる機材を購入して安心したいです。

  5. 管理人ろっきー のコメント:

    斉藤さん

    コメントありがとうございます。
    NASも機械である以上、壊れるのは仕方ないですが、それに対するサポートが良くないですね。

    これではコレガの製品を安心して買う事ができませんし、使い続けようとも思いません。
    何とも残念なメーカーです。

  6. ぴろしき のコメント:

    ほぼ同じ症状に出会ってここに辿り着きました。
    なんとかデータは抜き出せそうです。
    コレガは安かろう悪かろうですね。

    ちなみに、アイ・オー・データも「修理できない」をやらかしてくれましたので、十分にコレガのライバル社ですよ。
    RAIDじゃないので普通にHDDを抜き出してデータは抜き出せましたけど。
    それ以来、アイ・オー・データは絶対に買わないようにしています。

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