先日花火大会に行った際に、EOS5D MarkIIIで花火大会を撮影してきました。
使用レンズ | EF24-105mm F4L IS USM | 撮影モード | バルブ撮影 |
F値 | 8.0 | 焦点距離 | 24mm |
シャッター速度 | 5秒 | ISO感度 | 500 |
その他 | デジタルレンズオプティマイザ適用、トリミング |
親戚の家に帰省した際に、偶然花火大会があるとの事で、予定外で撮影を行いました。
本来であれば花火撮影をするには、撮影時のブレを防ぐため、三脚とリモートスイッチは必須ですが、リモートスイッチは持っておらず、頼みの三脚に至っては、カメラ本体に付けていたクイックシューが紛失してしまうというまさかのトラブルが発生!
とりあえず、三脚の上にカメラを乗せて、手で固定しながらシャッターボタンを押すという悪条件の中での撮影でした。
花火の撮影自体初めてだったので、以前本で読んだ設定内容を思い出しながら、以下のように設定しました。
・撮影モード:バルブ撮影
・フォーカス:マニュアルフォーカス
・ピント:無限遠
・F値:8.0 or 9.0
・ISO:500-800 前後(後で確認したら、本などではISO100が一般的の様でした。)
打ちあがる花火の大きさや、明るさに応じて焦点距離やISOを変更しながら撮影しましたが、ほとんどが失敗。
うまく撮れたのはこんな感じの写真でした。
実際に花火大会を撮影して思ったことは、その時の風向きや打ちあがるタイミングが、写真の結果に大きく影響するという事です。
というのは、無風状態だと、前に上がった花火の煙が残ってて、全体的にもやっとした写真になってしまい、強すぎると花火の軌跡が横に流れてしまいます。
撮影日は若干風が強かったため、右に花火の軌跡が流されてしまってます。
これはこれでいい絵になってるのですが・・・
あと個人的に思ったのが、一度にたくさん打ち上がる花火を撮影するよりは、単発で上がる花火を撮影した方が成功しやすいです。
たくさん打ち上がる場合、打ち上がる花火の数によって明るさが変わる為、露出のコントロールが難しく、全体的に露出オーバーになる傾向が強かったです。
※露出オーバーになって失敗した例
打ち上がる前に、ISOを低感度にするか、F値をより絞り込むテクニックが必要だと思いました。
また尺玉級であろうと想定される花火は、普通の花火より高いところで炸裂するので、ある程度余裕をもった焦点距離で撮影しないと、ファインダーから外れてしまいます。
※高度が高すぎて、ファインダーから外れてしまった例。しかも慌ててしまったせいで、ブレてしまいました。
これは予め尺玉が上がる位置を想定して、ひたすらその瞬間を待つしかないと思いました。
初めて花火撮影をしましたが、個人的にはまぁまぁ成功といった感じでした。
今後は連発花火や、尺玉級の大玉などもうまく撮影出来るようになりたいと思いました。