広角レンズに手振れ補正は必要か?

最近のデジタルカメラは手振れ補正付のレンズ、カメラがほとんどですが、広角の単焦点レンズやF値の明るい標準ズームレンズには、手振れ補正が付いていないレンズがあります。
例えばキヤノンのEF28mm F1.8 USM
ニコンのAF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
シグマの28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROなど。

標準ズームレンズではキャノンのEF24-70mm F2.8L II USM
ニコンのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
シグマの24-70mm F2.8 IF EX DG HSMなど。

一般的に手振れは焦点距離とシャッタースピードが関係していて、シャッタースピードが35mm換算で1/焦点距離(秒)よりも遅いシャッタースピードで撮影した場合、手振れが起き易くなるといわれています。
例えば、焦点距離28mmで撮影した場合は、35mm換算でシャッタースピードが1/28秒よりも遅くなると手振れが起き易くなります。

つまりは広角レンズは焦点距離が短いので、シャッタースピードが遅くても手振れは起きにくくなり、通常の撮影では手振れ補正を必要とするケースが少ないのではないかと考えます。
また単焦点レンズや上記で紹介した標準ズームレンズは、いずれもF値が明るいレンズなので、開放付近で撮影した場合は、F値が暗いレンズよりもシャッタースピードを速くする事ができます。

結果として、広角レンズで手振れ補正は必要無い、と思いますが、、、
実は夜景などを絞って(F値を上げて)撮影する場合などは、暗い上に、更に絞って撮影するので、必然的にシャッタースピードが遅くなってしまいます。

この辺は人それぞれの撮影スタイルで、手振れ補正の必要性が変わってくるもの。
では自分の場合はどれくらいの割合で、広角レンズで手振れ補正を必要としているのか、Exif情報 集計・表示ソフト Exif-Sumを使って調べてみました。
自分が良く使う広角の焦点距離24mmに対して、シャッタースピードが1/25秒未満の写真がどれくらいあるのか調べてみました。

自分が今までEOS 5D MarkⅢで撮影した4845枚の写真の中で170枚が該当しました。
ただこの中で三脚を使用しないで撮影した写真はごくわずかだと思うので、実際には相当少ない数になります。

ちなみにレンズはEF24-105mm F4L IS USMを使用しているので、このレンズは3段分の手振れ補正が付いています。
3段分の手振れ補正の場合、1/24秒のシャッタースピードは1/3秒(約0.3秒)のシャッタースピードまで手振れを抑える事が可能になりますので、Exif-Sumで条件を絞り込んで表示をしてみると以下の様な結果になりました。

170枚のうち59枚は手振れ補正が効く範囲になるので、手持ち撮影では有利になりますが、全体の撮影枚数の中ではかなり少ない割合になりました。

結果として自分の今まで撮影して来た写真の中で、焦点距離24mmにおいては手振れ補正が必要な場面はほとんど無いという事になりました。
個人的には手振れ補正があった方が安心ですが、こうやって集計して見てみると、広角域ではあまり手振れ補正の恩恵は受けていないことになりますね。

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