アコースティックギターのメンテナンス

冬は何かと乾燥する季節です。

我が家のギターも、子供が生まれてからはほとんど弾く機会が無くなり、今は部屋の片隅で放置された状態となっています。
しかし年に一度、この季節になると放置されたギターたちのメンテナンスをします。

メンテナンスといっても、たいそうな事をするつもりは無く、とりあえず必要最低限の事をします。

1.ギター本体のメンテナンス
我が家は「ギター職人のポリッシュ」という製品を使って、ギターの磨き上げを行います。
ラッカー塗装されたギターには最適との事で、既に10年以上この製品を使い続けています。

最近は年に一度くらいしか使わないので、色が変色しまっています。

2.フィンガーボードのメンテナンス
ギターは弾かないとフィンガーボードの木の水分が無くなって、最悪の場合フィンガーボードが割れてしまう事もあります。
それを予防するために、Historyのネックオイル(Neck Oil)と呼ばれる製品を使っています。

今まではレモンオイルを使っていましたが、匂いが強いのと、しばらく使わないと蒸発して無くなってしまうのが嫌でした。
ネックオイル(Neck Oil)は昨年購入しましたが、匂いもほとんど無く、勝手に蒸発する事も無いので、自分としては使い易い製品です。
値段はちょっとお高めですが、エボニー指板とローズウッド指板のギターで使っていて、問題は発生していないので長く使えそうな製品です。

あとは、湿度管理でモイスキーパー(楽器用湿度安定剤)を使っています。

とりあえず、子供たちがもう少し大きくなってきたら、また弾き始めたいと思います。
それまでは暫くの間、ギターを磨くだけの日々が続きそうです。。。

ギターのフレットを磨いて汚れを落とす方法

今度友人の結婚式の二次会でギターを弾く事になり、久々にアコースティックギターをケースから出したところ、弦がボロボロ。
弦は新品に交換すれば済みますが、フレットにも錆びの様なものが付いていて、見た目も汚い感じがしました。

ギターフレットを綺麗にする方法はいくつかありますが、今回は「FERNANDES 946 Scratch Mender 」という研磨剤を使って、ギターフレットを綺麗にしてみました。

ただ、フィンガーボードに研磨剤が付いてしまうのを避けるために、事前に目張りをする必要があります。
自分の場合は怪我などした時に、ガーゼを固定するテープで目張りをします。

目張りのコツとしては、貼る時に少しだけフレットに重なる程度に貼り、あとで爪を使ってフィンガーボードとフレットの隙間にテープを押し込むように貼ると、フィンガーボードとフレットの間に隙間が出来にくくなります。

目張りをするとこんな感じになります。

最初は全てのフレットを磨くつもりでしたが、途中で面倒くさくなって12フレットまでにしました。

使い古しの雑巾の切れ端に研磨剤(FERNANDES 946)を少量(爪の先程度の量)付けて、1フレットずつ順番に磨いていきます。
あまり大量に研磨剤を付け過ぎると、フィンガーボードに研磨剤が付いてしまいます。

磨き終わるとこんな感じになります。

この画像だとちょっと分かりにくいですが、ピカピカになります。

ちなみに今回フレットを磨いたギターは「Gibson SouthernJumbo」ですが、ギターによっては合わない場合があるので、初めてフレットを磨く場合は、いきなりすべてのフレットをやるのではなく、ちょこっとだけやって様子を見て、問題なければ他のフレットも磨く事をお奨めします。
テープの粘着力が強すぎて、フィンガーボードに跡が残ってしまったらショックなので・・・

モイスキーパー(楽器用湿度安定剤)の効果

今年の初めにモイスキーパー(株式会社マルエ)を購入して、ギターケースの中に入れておきましたが、久しぶりにギターケースを開けて、モイスキーパーがどの様な状態になっているかを見てみました。
早速ギターケースを開けてみると、モイスキーパーの付属センサーはかなり薄いピンク色になっていて、ギターケース内に入れておいた湿度計は70%を指していました。

吸湿能力が飽和すると、下記の様なピンク色になるようです。

あれっ!なんか最初のイメージとちょっと違うぞ。。。
かなり薄いピンク色なら、まだ湿気を吸収する余裕はあるはずなのに、なぜギターケース内の湿度が70%になってしまっているのか?
出来ればもっと湿気を吸収して、ギターケース内の湿度を50%で保って欲しかったです。

とりあえずこんなものかと思い、モイスキーパーを軽く干して、再びギターケース内にしまいました。
モイスキーパーが無い場合との比較はしていませんが、付属センサーの色が変わっていたので、湿気を吸っている事は間違いないと思います。
なので、無いよりはマシかなって思いました。
ただ、メーカーのホームページでは「性能劣化は無い」との事なので、これからも末永く使っていきたいと思います。

ちなみに、モイスキーパーはギターのサウンドホールの上に下記の様な感じで置いておきましたが、ギターのボディには色落ちや、傷などは無かったので、この状態で今後も使い続けようと思います。
※下記の写真は今年の1月の状態です。
モイスキーパー2

コリングス(Collings)のシリアル番号から年式を確認する方法

久しぶりにギターのコンディションチェックの為、ケースを開けてみましたが、そういえば自分が所持しているコリングスギターの年式を忘れてしまいました。
確か購入時の記憶では、1995年だったと記憶していますが、改めて確認しようと思い、コリングスのページより確認してみると、やはり1995年製でした。
しかしコリングスの場合、シリアル番号は製作初期の段階で採番されるので、実際にそれから製作期間を経て、出荷するまでの期間は考慮されていないそうです。
※仮にシリアル番号を採番したのが、1995年だったとしても、製作に2年かかって出荷した場合、実際の年式は1997年になってしまいます。

なので自分のギターの場合は、正確には「1995年以降」と言う事になります。

なお、シリアル番号からおおよその年式は、下記のサイトで確認できます。
Collings”FAQ For Collings Guitars”

ちなみに最近のコリングスは、年間に1000本以上もギターを製作しているのに驚きました。
この不景気の中でも、人気があるんですね。。。

コリングス(Collings)がエレキギターを作ってます

コリングス(Collings)ギターと言えば、昔からアコースティックギターを作っているメーカーでしたが、こないだ銀座の山野楽器へ行った際に、コリングスのパンフレットが置いてあり、それを見たらビックリ。
なんとコリングスがエレキギターを作っているではありませんか。。。

自分もわりと古いコリングスギター(シリアル1000番台)を持っていて、コリングスのアコースティックギターのサウンドは大好きなのですが、そのメーカーがエレキギターを作ったとあれば、とても気になります。
そもそもどんなタイプのエレキギターを作っているのか?

早速パンフレットを開いてみると、メイプルトップ、マホガニーバックを材としたタイプのギターが多く、パンフレットだけ見るとギブソンのレスポールに似たタイプのギターである事が分かります。

アコースティックギターはオールドマーチンのサウンドを追求したギターが多く、そのサウンドも評価されているので、ギブソン系のサウンドを追求しているとあれば、それなりに期待が持てます。

ちなみに価格ですが、かなりお高い。
レスポールタイプのギターでCollings”CL DLX”で800,000円近くします。
ギブソンのヒストリックコレクションより高い。

ぜひ試奏してみたいものですが、買うつもりも無いのに、これほど高価なギターを弾くのもためらいます。
興味のある方は山野楽器に足を運んでみてください。

冬場のギターの湿度管理

ここ最近寒い日が続いて、ウチの部屋にある湿度計も30%前後になる日もあります。

アコースティックギターは湿度管理が重要な事は言うまでもありませんが、特に40%を下回ると乾燥により、割れ(クラック)などが起こる危険があります。
今まではギターペットを使用していたのですが、冬場の乾燥では湿度を保持できないので、新たな乾燥対策として、モイスキーパー 株式会社マルエを使用する事にしてみました。
モイスキーパーは楽器なら何でも揃うお茶の水下倉楽器で購入しました。
モイスキーパー

モイスキーパーは湿気を吸って、乾燥時は湿気を放出するという調湿機能が、シリカゲルの数倍の威力があるというので、試しにこれを買ってみました。
ただこれらの湿度調整剤は湿気を吸うのがメインなので、冬場はそのまま使用せずに、加湿器の前に吊るしておいて、少し湿気を含ませてからギターと一緒にしまってみました。
こうすればギターケースの中で湿気を放出して、適度な湿度が維持できるのではないかと思いました。

↓こんな感じ↓
モイスキーパー2
初めて使うので、ラッカー塗装のボディに直接触れさせるのはちょっと控えて、弦の上に置く感じで、ボディとモイスキーパーの間に少し隙間を作っておきました。

ついでに小さな湿度計も買って、ハードケースの中に置いてみました。
とりあえず、モイスキーパーをセットして、湿度45%の状態でハードケースにしまってみました。
これで1週間ほど様子を見て、乾燥しないか試してみたいと思います。

ギターを売る時(売却時)のアドバイス

ギターをたくさん買いすぎて、置き場所が無くなった、新たに欲しいギターがあるので、今のギターを売却したい、などさまざまな理由でギターを売却する様な事があると思います。
今回はそんなギターを売却する方法をいくつか紹介したいと思います。

1.ギターを売却する

中古ギターショップ等にギターを売却する方法で、もっとも一般的です。
これはギターの程度や、希少度、ショップ独自の評価(※)によりかなり金額が違うのですが、中古販売価格(市価)の2~5割くらいです。
※ショップ独自の評価とは、そのショップが販売したいと思うギターの種類と合致しているかや、単純にショップのギターの好みを指します。具体的には、アコースティックギター専門の中古ショップにエレキギターを持ち込んでも、あまり良い評価はされないといったケースです。
市価5万円のギターは2万5千以下での売却となってしまいます。
ただ、すぐに現金が手に入り、リスクも少なく安心です。

2.委託販売に出す

ギターをショップに売却するのでは無く、ギターショップに委託して自分のギター陳列させてもらい、客が自分のギターを購入してくれたらショップに手数料を払うと言う方式です。
手数料は販売額の2~3割程度が相場で、人気のあるギターだと、交渉次第で手数料を安くしてもらえる場合もあります。
※もし委託販売手数料が2割のショップであった場合、10万円のギターが売却できれば8万円は手元に戻ってくる計算です。
またこの販売方法の最大のメリットは、販売金額を自分で決める事が出来るという点です。
もちろん市場価格よりもはるかに高価な値段で販売しようとすると、委託先のショップに拒否されてしまうので、最終的な販売金額はショップの店員と相談して決める形となります。
もう一つのメリットは、ギターの販売やアフターケアなども、ギターショップが代行して行ってくれる点です。
これなら売る人も、買う人も安心ですね。
ただしギターの程度が悪い(傷やクラックがある)と、販売する前提条件として修理費用を請求される場合があり、こういう場合は手元に入ってくるお金も少なくなってしまいます。
またギターショップも高価なギターを販売した方が、手数料がたくさんもらえるので、市場価格が安いギターはあまり取り扱ってくれません。マーチンやギブソンレベルのギターならまず間違いないでしょう。
すぐに現金化出来ないというデメリットもありますが、お金に余裕のある人はこの方法を使うとよいでしょう。

3.オークションで売る

委託販売とは違いギターショップを介さず、自分自身が売主となってインターネット上でギターを販売する方法です。
オークションサイトによっては落札時の手数料を請求されるサイトもありますが、委託販売に比べれば手数料が安価です。
ただし、写真とコメントでしかギターの内容を表現できない為、売却後の落札者とのトラブルなどのリスクは覚悟しておきましょう。
まず出品者がギターの知識を持ち、客観的にそのギターを分析し、それを出品時の商品説明としてコメント出来ないと、取引を行った後でトラブルの元になります。
出品時に「商品到着後1週間以内なら返品可」といったような形で、落札者にもギターの状態を見極めてもらう期間を設けるなどの方法を取るとよいかも知れません。
あと、自分が過去にインターネット上でギターを販売した際に、ほとんどの場合で商品に対してに質問が寄せられますので、すぐに回答できるようあらかじめ準備しておきましょう。
質問が寄せられるパターンとしては、ギターの製作年、保存状態などが多いです。
製作年は主にギターのシリアルNoから確認できるケースが多いです。

  

ギターを買う時(購入時)のアドバイス

 いざギターを買おうと思った時、良いギターを安く買いたいのは誰もが考える事です。しかしギターは同じ型番でも微妙に音が違う為、電化製品の様にとにかく安いものと言う訳にはいきません。
そこで今までの自分の経験の中で得た、ギターを買う方法をいくつか紹介したいと思います。

1.新品をショップで買う

一番確実で安全な方法です。
ただ、安く購入する事は出来ません。
基本的にショップで新品のギターを購入する場合、東京の御茶ノ水では大体定価の2~3割引きが相場と言ったところです。
ただほとんどは2割引で提示されている為、他店と競合させて2割以上の割引を目指すとよいです。定価はカタログなどで調べる事が出来ます。
またお願いすればピックや弦などもおまけしてくれる店もあるので、上手く交渉して付属品もゲットしましょう

2.中古をショップで買う

多少のリスクはありますが、安く買うのであればやっぱりコレですね。
自分はよほどの気に入ったギターが無い限り中古で買います・・・
ビンテージ品はまた別の次元ですので、とりあえず現行のモデルを中古で買うと言うのであれば、大体2~3年落ちくらいのがベストだと思います。
相場としては状態や希少度で落差があるのですが、大体定価の5~3割引きと言ったところなので、かなりお得です。
また、ショップによっては1年保障を付けてくれるところもあるので安心です。
気になるリスクについてですが、修復履歴や前所有者メイテナンス不足等で、購入後にトラブルが発生する可能性が新品よりも高いです。
中古で購入する際はmy-hobby : 初心者がアコースティックギターを始めるときのギターの選び方で書いてある内容以外にも、ボディ全体の状態など構造面でのチェックが出来るようになれば失敗は無いと思います。
しかし、日本のショップの場合ほとんどが事前メンテナンスを行っている為、それ程心配する必要は無い様です。
ただ、アメリカで中古を購入する際はメンテナンスがされていないものが多く、注意が必要な様です。
※某ショップの店員から聞いた話です。。。

3.オークションで買う

自分も以前オークションでギターを購入した事がありますが、それなりにリスクが高いです。
ギターの相場とそれなりの知識が無い場合はあまりお薦めできません。
また試奏も出来ない為、どんな音が出るか分からないといったデメリットもあります。

それでもオークションで購入したいと言う場合は、損をしても良いと言う心構えでのぞみましょう。

相場としてはかなりの安価で購入が可能です。
以前自分がオークションで購入したギターの中には、届いたギターを見てみたらブレーシングが無かった(ピックアップを無理やり付けて、ブレーシングの一部が剥ぎ取れれてた)と言うひどいケースがあり、取引を中止した経験があります。
この場合出品者が良い人であった為、ギターの送料のみの損害で済みましたが、無視された場合を考えるとゾッします。
ただ、過去に定価の3~4割程で良いギターを購入できた場合もあるので、何とも言えません。

ではどの様にすれば程度の良いギターをオークションで購入できるのでしょうか?
オークションには出品者に質問をする事が出来るので、そこで写真では分からない事を質問すると良いでしょう。
例えば、日頃のギターの管理方法や、弦高(指板と弦との間隔)、ネックの反り具合、修復履歴等です。
特に日頃のギターの管理方法は重要。詳しく聞いた方がよいです。
ちなみに「音はいいですか?」と言った質問もありますが、これは個人の主観である為、あまりあてに出来ません。
それよりは現実的な質問をしましょう。

あと出来るだけ「ノークレーム、ノーリターン」の商品は避け、「1週間以内なら返品可」といった商品を選ぶのが安全といえます。
これなら届いた商品が自分に合わない場合でも最悪返品が出来ますので・・・

以上簡単ですが3点ほど挙げてみました。

初心者がアコースティックギターを始めるときのギターの選び方

友人に「ギターを始めたいんだけど」と言われたら、どんなギターを薦めるか?
忘れてしまわぬうちに、自分なりの考えをまとめてみました。

1.見た目で弾きたくなるギターを選ぶ

 これはギターを弾く人にとって、最も大事な事だと思います。上級者は音の良さとか、プレイアビリティとかを第一に考える人もいますが、まず初心者にとって重要な事はギターを抱える事です。初心者は音とかプレイア・・・なんてのはまだ分かりませんから・・・
見ていて弾きたくなるギターを選ぶのが一番です!これならギターの知識が無くても気軽に購入が出来ますしね・・・弾きたくなるギターと言うのも曖昧な表現ですが、例えば自分が好きなミュージシャンモデルのギターなんかもそれに当たると思います。
 まずは1日の中でギターを30分なり1時間なり、弾く(音を出す)習慣を身に付けるといいと思います。

2.弾き易さで選ぶ

 ギターの見た目はどうでもいい・・・と言う方、もしくはある程度ギターが日常のものとなって、更にギターを弾き込みたいと言う方、プレイアビリティ(弾き易さ)を意識してギターを選ぶ事をお薦めします。とは言ってもプレイアビリティはある意味論理的なものであり、1の様な感性的なものではないので選ぶのは難しいと思います。そこで弾き易いギターを論理的に見て、どのモデルが弾き易いかを見てみましょう。

 ①弦のテンション
  弦のテンションとはギターを弾く時、弦を押さえる為の力の度合いを言います。テンションが『キツイ』ギターは弦を押さえるのにより多くの力を要する事になります。
  テンションが『キツイ』条件
   ・弦が太い:自分はライトゲージを使用していますが、ミディアム、ヘビーゲージになるにつれて、弦が太くなり、テンションがきつくなります。ただ太い弦は迫力のあるサウンドが出せるので、弾き易さを犠牲にして迫力ある音を重視する人は太い弦をお薦めしますが、初心者は音が出ないと始まらないので、まずはライトゲージ以下の弦を張る事をお薦めします。
   ・スケールが長い:スケールとはギターのサドルからナットまでの長さを言います。スケールが長いと同じ音階でも弦をきつく巻かなければならないので、その分テンションがきつくなります。基本的には小さめのボディのギターはスケールが短くなっています。
   ・サドルが高い:サドルが高いとボディへのトルクが高くなり、メリハリのある音が出るのですが、その分テンションがキツくなります。
   ・弦止めについて:ギターの弦を止める方法は大きく分けて2通りあるのですが、一つはピンによって止めるタイプ、一つはブリッジで止めるタイプがあります。基本的にはピンで止めるタイプの方が、テンションがキツくなります。

 ②ネックの太さ
  これは人それぞれの手の形によって意見が分かれると思うのですが、基本的に太いネックは弾きづらいです。とは言っても細すぎるネックもこれまた弾きづらいです。基準としてはネックを握った時に人差し指の付け根と親指の第二間接に収まるくらいが良いですね。個人的にはOvationと言うメーカーのVシェイプネックは最高にフィットします。

 ③ボディの大きさ
  大きなボディのギターは長時間弾いていると肩がコッてきます。自分だけでしょうか・・・直接的な弾き易さとは関係無いですが、長時間弾くようになると結構シンドイもんです。またラウンドバックと言って、ボディのバックが丸いギターがあり、これは長時間演奏していても疲れません。

結論的に一番弾き易いギターはOvationなどのラウンドバックタイプのギターだと思います。自分も同じ様なギターを1本持っていますが、6時間以上ストレス無く引き続けた記憶があります。
ただOvationは最近御茶ノ水のギターショップでは売ってない様子。また人気が出てくれる事を願います。

3.音で選ぶ

 これは更に個人の主観が入る為結論は出せませんが、ここではどの様な音質のギターがあるのかを簡単に紹介してみましょう。

 ①フィンガー系:いわゆる指弾きを行う為のギターです。音は繊細で粒立ちが良く、一音一音がとても綺麗に出ます。ちなみに自分はフィンガー系です・・・演奏はラグタイムやブルースと言ったジャンルを演奏する人がこれらのギターを購入する傾向があります。ミュージシャンで言えば山崎まさよしなんかがフィンガー系ではないでしょうか・・・

 ②ピッキング系:ピックでコードをジャカジャカ鳴らす為のギターです。コードを弾いた時の音の調和が魅力的です。バンドのボーカリストなどがこれらのギターをライブ等で歌い名がら弾く傾向があります。ミュージシャンで言えばミスチルの桜井とかギターボーカリストと呼ばれる人が、ピッキング系ではないでしょうか・・・

結構主観入ってますが、ざっと挙げた感じはこんなもんでしょうか?

アコースティックギターGibson Doveの魅力

昔ギターをよく弾いていた時に、アコースティックギターGibson Acoustic Models 2009 – Doveの音色にハマッた事があります。

サイドバックがメープルで出来ている為、コードを鳴らした時の音が硬めで迫力があり、フィンガーピッキングでも一つ一つの音がしっかりと出ていた為、自分の中では万能なギターというイメージが強く、お気に入りのギターでした。
音の迫力だけならJ-200の方が上をいきますが、フィンガーピッキングの様な一つの音をしっかり鳴らしたい場合は、Doveの方がいい音が出る感じがしました。

その後はフィンガーピッキングをメインに弾くようになってしまった為、Gibson Doveは全て売却してしまいましたが、過去に所有したDoveをいくつか紹介したいと思います。

●Gibson Dove1979年製
dove1979

中古で買いましたが、音質は新品に比べてやや柔らかい感じで、マホガニーに近い感じの音質だった記憶があります。
弦高も低く、とても弾きやすかったのですが、クラックがひどく管理が大変だった為、暫くして売却してしまいました。
20~30年経つと、同じ中古のギターでも音が違う為、全てのギターがこの様な音とは言い切れませんが、弾き語りをするならこの程度の音質がベストの様な感じがしました。

●Gibson Dove 年式不明(1994年頃)
dove1994
Gibson100周年に作られた記念モデルのDoveです。
ピックガードのインレイが光の当て方によって色が変化するタイプで、非常に珍しいギターです。
普通のDoveがイヤで、当時中古で販売されていたこのギターを買いました。

記念モデルといっても、音質はノーマルのDoveと同じです。
メープルらしい硬めの音質で、コードを鳴らした時のギター自体の振動も大きく、ギターを弾いてるぞっていう感覚を堪能できます。
ギター自体がよく振動する為、ギターをお腹に当てて声を出す(歌ったりする)と、声がよく出る感じがしたのを覚えています。
インレイも目立つので、ライブとかで歌うにはいいギターだと思いました。

●Gibson Dove in Flight 
dove_in_flight

dove_in_flight2
ついにGibson Historic Collectionにまで手を出してしまいました。。。コレも中古ですが・・・
「Dove in Flight」といえば、派手な装飾が入ったギターが有名ですが、このギターはその前身で、見た目はノーマルタイプのギターとあまり変わりは無いのですが、音が素晴らしかったです。
同じ時期に上記の100周年記念モデルのDoveも所有していたので、よく弾き比べていましたが、「Gibson Historic Collection」はさすがに別格です。
ノーマルとの大きな違いをいくつか挙げると、こんな感じです。
・サスティーンが違う:音の持続時間がDove in Flightの方が断然あります。いつまでもギターが振動している感じを受けました。
・低音の音質が違う:ノーマルとの違いで顕著に現れていたのが低音です。音の大きさではなく、音の奥深さが格段に違います。ボディ内で低音がよく反響している為だと思います。
・和音のバランスが良い:各弦の音のバランスがとても良かったです。特にアルペシオを弾いた時の各弦の音質のバランスが完璧といえるほど素晴らしかったです。

同じシリーズのギターでもこの3本は、音質がそれぞれ違いました。
ただいずれのギターにも共通して言えるのが、ギター自体のスケールが長い為、弦のテンションがキツイです。
このギターでアルペシオやソロを長時間弾く為には、それなりに指の力を鍛えないといけないです。。。

最終的には3本とも売ってしまい、現在はGibson Southern Jumbo2002年製に落ち着いています。

ちなみに、自分が好きなアーティストの一人でもある、現在無期限休止中のChage&AskaのChageさんも所有しているギターで、彼曰く、

今だこのギターに勝る音のギターには出会ってないですね

とまで言わしめたギターでもあります。
Chageさんのギターは1969年製のDoveだそうです。
※Acoustic Guitar Magazine2001年10月号より抜粋した内容なので、上記の情報も2001年の内容です。
ちなみに「今だ」という文字は「未だ」の間違いの様な気がします。